個人型DCの3つの得するポイント
①掛金の支払いを全額所得控除できる
所得控除が増えるとその年の所得税が減り、翌年の住民税が減る事になります。
仮に所得税率5%(課税所得が195万円以下)と住民税率10%の場合で毎月1万円積み立てると年間12万円が全額控除となり12万円×15%の18,000円/(年間)税金が減ることとなります。(*´∀`)♪
参考:課税所得はサラリーマンなら会社から貰う源泉徴収票でわかります。
給与所得控除後の金額ー所得控除の額の合計額=課税所得
管理人は306万円ー146万円円=160万円でした。
参考:所得税率
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
190万円以下 | 5% | 0 |
195万円超~330万円以下 | 10% | 97,500 |
330万円超~695万円以下 | 20% | 427,500 |
695万円超~900万円以下 | 23% | 636,000 |
900万円超~1800万円以下 | 33% | 1,536,000 |
1800万円以下超~4000万円以下 | 40% | 2,796,000 |
4000万円超~ | 45% | 4,796,000 |
②運用している利益に税金がかからない。
2つめのメリットは運用益が非課税となります。
一般的に金融商品の利益には20%の税金が掛かりますので、これが非課税となり大きなメリットとなるようです。
③給付時のお得な点
お得なポイント3つめのは受けとる(給付)時にも「退職所得控除」「公的年金等掛金控除」などが適用され税金が安くなるメリットがあるようです。
iDeco加入の手数料コストについて
支払先 | 金額 | |
申込時手数料/1回 | 国民年金基金連合会 | 2,777円 |
申込時手数料/1回 | 運営管理機関 | 0~ |
口座管理手数料/加入中/月 | 国民年金基金連合会 | 103円 |
口座管理手数料/加入中/月 | 事務委託先金融機関 | 64円 |
口座管理手数料/加入中/月 | 運営管理機関 | 0~ |
※運営管理機関とはiDeCoを扱っている金融機関を指し私たちはこの金融機関を選択出来ます。
運営管理機関によって上記、申込時手数料、口座管理手数料が変わるので要注意です。
国民年金基金連合会と事務委託先金融機関への支払いは金額固定のため加入時に2,777円
と毎月167円はかならず必要です。
まとめ
我が家の場合、運営管理機関を選び加入時手数料と口座管理手数料が無料の金融機関を選び1万円/月=12万円/年間積み立てたとすると税金が18,000円/年額減り
初回手数料で2,777円と口座管理手数料で2,004円/年額が差し引かれるので下記の様になるようです。
初年度:18,000-(2,777+2,004)=13,219円お得。
次年度:18,000-2,004=15,996円お得。
あとはお得ポイント②の運用益非課税と③の支払時の控除などを考えてもお得っぽいですね。(*´∀`)♪
あと運用を投資信託にすると信託報酬が掛かってくるので要注意です。
きっちり手数料を取られますが税金還元でお得になりそうなので実行したいと思います。