こんばんは、セツヤクパパです。
ご訪問ありがとうございます。
今回は、自動車車検を自分で受け節約するために「ユーザー車検」について調べてみました。
車検とは
「車検」とはなんでしょうか?
「道路運送車両法」で定められている車両検査のことらしいです。
正式には「自動車検査登録制度」というそうです。
有効期間
自家用、軽乗用車は初回は3年後以降は2年毎。
受ける場所
軽自動車以外=全国の運輸支局
軽自動車=軽自動車検査協会
受付期間
ユーザー車検は車検証などに記載されている車検満了時より1ヶ月前から受けることができる。
事前準備でやること5つ
①車検検査項目の把握
1.同一性の確認、外観検査。
2.サイドスリップ検査、ブレーキ検査、スピードメーター検査。
3.排気ガス検査、ヘッドライト検査
4.下回り検査。
②自動車が車検に受かる状態であるかの確認。
定期点検記録簿に、したがい車の点検。
③必要書類の準備
1. 車検証
⇒通常グローブボックスに入っている。
2. 自動車損害賠償責任保険証明書 *新旧2枚
⇒自賠責保険は次の車検までの期間をカバー
3. 自動車税納税証明書(継続検査用)
⇒毎年支払う自動車税を納付した証明書
4. 継続検査申請書
⇒車検証を見ながら書く。
5. 自動車重量税納付書
⇒車検場で重量税の印紙を購入し添付。
6. 自動車検査票
⇒裏も記入、検査手数料1400円の印紙添付。
7. 定期点検整備記録簿
⇒事前に点検し記入する。
4~6の書類は、車検当日に用意(陸運支局で購入、印紙も購入できる)記入すればOKです。
2の自動車損害賠償責任保険証明書は,車検を受ける前までに新たに保険期間の継続手続きを行う(車検当日、運輸支局近辺の代書屋さんでも手続き可能)
7の定期点検整備記録簿は、法定点検が終わっている場合のみ必要です。(車検後に行う場合は不要)
その他、車検証記載の「使用者」の認印が必要に なる場合があるので、車検当日に認印を持参。
④車検に必要な費用の用意。
・ 書類代
・検査手数料1400円
・自賠責保険料(24ヵ月分)
・重量税(24ヵ月分)
⑤ユーザー車検の予約
⇒インターネット予約、または 受検する運輸支局へ電話で予約。
予約の受付は支局で違うので早めに確認が必要です。車検証を持って予約するとよし、再検査を考慮し午前中予約が吉。
検査日当日の手順
・ホイールキャップをはずす。
・非常用発煙筒の有無と期限切れのチェック。
・コーションラベル確認。(通常バイザーに添付)
1. 予備検査場で最終調整
運輸支局の近辺には、運輸支局で行う車検項目と 同じ内容の検査を、本番前に行っておける民間の 検査場(有料)があるそうです。
この検査場を「予備検査場」といいます。 予備検査場で予め、サイドスリップ検査・調整、 各ブレーキ・スピードメーター検査、ライトの光軸 検査・調整、排気ガス検査・調整を行ってもらい、 自動車の状態を確認・調整します。
利用料金は、1,500円~3,500円ぐらいが一般的で す。(地域によって予備検査場が存在しない場合 や、一般の方はお断りという場合もございますの で、事前に確認が必要です。)
また、こちらの予備検査場で調整不能な不具合が 発見された場合は、車検の合格が難しい状況に なったとお考え下さい。(予備検査場のスタッフ の方に相談を行い、修理をしてから再度出直す か、とりあえず運輸支局で車検を受けてみるかの 判断を行ってもらうことが賢明です。)
2. 運輸支局で用紙の購入・作成
運輸支局場内の用紙販売窓口で、不足用紙がある 場合は購入、もしくは配布を受けます。(通常下記3枚を用意)
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
入手した用紙に必要事項の記入を行っていきま す。記入方法は、運輸支局内に見本等の記載があるそうなので、そちらを参考にご記入下さい。 また、用紙を購入せずに運輸支局近辺の代書屋さんに書類一式を作成して頂くことも可能です。
3. 自動車重量税・検査手数料の支払い(印紙・証紙の購入)
運輸支局場内の印紙・証紙販売窓口で、自動車重量税額分と検査手数料分の印紙・証紙を購入します。 購入した印紙・証紙をそれぞれの書類に貼り付け ます。(自動車重量税印紙は自動車重量税納付書、検査手数料印紙・証紙は自動車検査票)
4. 自賠責保険の継続加入手続き
新たに車検を取ると車検有効期間が延長されますが、同時に自賠責保険の保険期間も延長しなければなりません。保険期間は必ず、延長された車検有効期間より1日でも多く加入する必要があります。 継続加入の手続きは、運輸支局近辺の代書屋さんなどで取り扱っています。
車検証と現在加入中の自動車損害賠償責任保険証明書を持参の上、代書屋さん等で手続きを行うか、事前に損保会社の保険代理店(修理屋、ガソリンスタンド、バイク屋など)で加入しておく。
5. 納税確認 自動車税納税証明書(継続検査用)を自動車税事務所等の納税確認窓口に提示。
自動車税納税証明書(継続検査用)に問題がなければ、きちんと納税されている旨の押印をもらえます。 自動車税納税証明書(継続検査用)がお手元にない場合は都道府県の税事務所で再発行が可能です。
6. 車検の受付 運輸支局内のユーザー車検受付窓口に書類一式を 提示
また、ユーザー車検予約を行った際に発行された番号(予約番号)を窓口の職員へ伝えます。 書類に不備があった場合は、こちらで指摘を受けますので修正を行って下さい。
7. 検査コース入り
自動車に乗り、検査コースで受検を行います。 (2008年9月1日から、1回の検査申請による検査コースへの入場回数が3回までと制限が設けられました。)
8. 車検証の交付
無事に検査が合格であれば、書類一式を車検証交付窓口へ提出します。 窓口で新しい車検証とステッカー(検査標章)の交付を受け、ユーザー車検終了となり ます。
検査に合格しなかった場合は、不適合箇所の整備を行った後に再検査を受けることになります。 再検査の内容は、不適合とされた検査日から2週間 以内に受ける場合と、その2週間を超えてから受ける場合とでは検査項目が変わってきます。
2週間以内であれば、不適合箇所に関わる検査項目 のみの受検となります。その場合は予め、不適合の指摘を受けた検査日に申請を行い、限定自動車検査証*の交付を受けておく必要があります。
*限定自動車検査証とは、保安基準に適合していない箇所が 記載された書類です。
交付してもらうことにより、2週間 以内に再検査を受ける場合は、不適合箇所に関わる検査項目のみの受検で済みます。
限定自動車検査証の交付は無料となっておりますが、後日、再検査を受ける際の検査手数料に1,300円掛かります。
また、不合格となったことで車検が切れてしまう場合は、想定していた車検有効期間が変わってしまうことになります。
その場合は、4の「自賠責保険の継続加入手続き」で継続加入した保険期間 が、再検査で新たに取る車検有効期間をカバー (車検有効期間より1日でも多く保険期間を有する)できなくなってしまうケースがあります。
そのケースに当てはまる場合は、できるだけ早く継続加入を行った代書屋さん等に行き、保険期間の 修正手続きを行って下さい。 この修正手続きは、保険会社の処理が終わってし まうと修正不可能になってしまいます。
修正が不可能になってしまった場合は、割高になりますが 1ヵ月間のみ別途保険加入することになります。
2週間を超えて再検査を受ける場合は、改めて全ての検査項目を受けることになります。
この場合は 限定自動車検査証を交付してもらう必要はありません。
検査手数料は、改めて全ての検査を行いますので 小型車で1,700円、普通車で1,800円となります。 また、こちらの場合も、継続加入した自賠責保険の保険期間が、再検査で新たに取る車検有効期間 をカバー(車検有効期間より1日でも多く保険期間 を有する)できなくなってしまうケースがあります。
そのケースに当てはまる場合は、保険期間の修正手続きを行って下さい。
不適合の指摘を受けた検査日当日に再検査を受けれる場合は、限定自動車検査証の交付も、再検査手数料も不要となります。
合格の場合、受付へ行き新しい車検証と検査標章を受け取り終了です。
当日持ち物
1.車検証
2.定期点検記録簿
3.自賠責保険証
4.自動車税納税証明書
5.お金
6.印鑑
7.筆記用具(ボールペン、鉛筆)
8.工具、交換バルブ
事前にやっておくこと
1.24ヵ月定期点検
2.ユーザー車検予約
3.車検場の確認
4.書類の確認
5.自賠責保険加入の確認
6.自動車税の納税確認